オイルヒーターのメリット・デメリット徹底解説!これであなたも迷わない

7 min

朝の冷え込みを感じる時期になったら、暖房器具の出番です。

今回はオイルヒーターを初めて購入したのでレビューと合わせて、オイルヒーターのメリッド・デメリットをご紹介します。

メリット
  • 乾燥しにくい
  • 結露しにくい
  • 空気が汚れない
  • 運転音が静か
  • 安全性が高い
  • 自然な暖かさ
  • メンテナンス不要
デメリット
  • 電気代が高い
  • 暖まるまでが高い
  • 木造には適さない

読み終わる頃には、迷いが消える内容なので購入するか迷っている方は必見です!

メリット・デメリットを知って購入するか購入しないか決めましょう。

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オイルヒーターの仕組み

メリット・デメリットの前に、オイルヒーターの仕組みを簡単に説明します。

出典:デロンギヒーター

オイルヒータは、名前の通り本体の中にオイルが入っています。

電気でそのオイルを温め、温まったオイルを本体内で巡回させ本体から熱を放射し暖める仕組みになっています。

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オイルヒーターの口コミ

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オイルヒーターのメリット

オイルヒーターのメリットを見ていきましょう。

乾燥しにくい

ファンヒーターやエアコンに比べると乾燥しにくいです。しかし、オイルヒーターも乾燥はするので使い方次第となります。

温度を下げない使用方法
  • 湿度が上がったら設定温度を下げる
  • エコモードにする

湿度は、水蒸気の量が増えなくても温度が上昇することで湿度が下がります。

設定温度が高いまま暖め続けると湿度が上昇していき乾燥します。

心地よい温度になったら設定温度を下げ保温するイメージです。

オイルヒーターは他の暖房器具より体感温度が高く感じるので、低めの設定でも暖かさを感じます。

販売しているオイルヒーターには、だいたいエコモード機能があるので、それを使うと良いです。

加湿機能はないので、設定温度を調整しても乾燥が気になる場合は加湿器を使用してください。

結露しにくい

冬の結露に悩む方も多いのではないでしょうか?

ファンヒーター等は、石油やガスを燃焼させて暖めています。その燃焼により、水蒸気が部屋にどんどん放出され、温度差により結露が発生します。

オイルファンヒータは、燃焼をしていないので結露対策にも一役買ってくれる訳です

空気が汚れない

ファンヒータ類は、燃焼させているためCO2(二酸化炭素)が発生します。

エアコンは、風量があるので風によりホコリ等を巻き上げてしまったり、エアコン内部にカビが発生している場合もあります。

オイルヒーターは、燃焼も風も発生しないので空気が汚れないのは大きなメリットです。

ハウスダスト等が気になる方にはオススメです。

運転音が静か

全くの無音ではないですが、たまに「カチッ」と音がする位です。

後は無音なので「動いてる?」と何度か動いているのか確認してしまう程でした。

寝室や勉強部屋など、リラックスしたり集中したい時に特にメリットになります。

安全性が高い

オイルヒーターは火を使用していないので、安全性についてはお分かりいただけますね。

また、最近の機種は安全機能もあるので、さらに安全性は高まっています。

  • 他の暖房器具に比べ、表面温度が低い=やけど防止
  • 転倒すると自動で電源が切れる
  • 過熱しすぎの時に電源が切れる
  • チャイルドロック

輻射熱で自然な暖かさ

暖房器具を使用していて、ダルさを感じたことはありませんか?

オイルヒーターは、輻射熱で部屋全体、身体全体をジワジワと暖めてくれます。

「気づいたら身体が暖まってる」という感じです。

優しい暖まり方が、オイルヒーターの魅力といえます。

輻射熱とは?

遠赤外線の熱線によって直接伝わる熱の事。つまり、高温の固体表面から低温の固体表面に、その間の空気その他の気体の存在に関係なく、 直接電磁波の形で伝わる伝わり方を輻射といい、その熱を輻射熱という。太陽の自然な暖かさや、薪ストーブの熱なども輻射熱によるもの。

出典:Weblio辞書

メンテナンス不要

石油暖房は、石油を買って暖房器具へ入れる。エアコンは、定期的な掃除が必要など…暖房器具には日々のメンテナンスがありますよね。

これが地味に面倒だったりします。

イルヒーターは、オイルの交換は不要です。

掃除も乾いた布やクイックルワイパーで、ササッと拭けば完了です。

私の様な面倒くさがりさんや忙しい方にはメリットです。

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オイルヒーターのデメリット

続いては、デメリットです。購入する前に、デメリットもきちんと確認しておきたいですね。

電気代が高すぎる?

オイルヒーター=電気代が高いというイメージがありますよね。

下記、画像は「10畳+20℃設定」で使用した場合です。

出典:デロンギヒーター

1時間14円+24時間ガッツリ使用すると…1ヶ月 10,080円となります。

私は、オイルヒーターを購入して日が浅いので、正確な検証はできていませんが確認してみました。

 オイルヒーターを
使用していない日
オイルヒーターを
使用した日
使用量6.41kWh11.72kWh
電気代(日)170円311円
電気代(月)5,270円9,641円

※オイルヒーター以外の電気量も含まれています。
※12畳、鉄筋コンクリート、20℃~26℃設定、エコモード

ザックリした計算ですが…1ヶ月で4,371円増加(見込)という感じです。

私は、石油ファンヒーター使用不可の賃貸になり、オイルヒーターに買い替えたのですが…石油代が月1万位だったのでそんなに変わらないと感じてます。

また、最近は電気代を抑える事を考えられた機種も出てきています。

おすすめのオイルヒーター

暖まるまでが遅い

オイルヒーターは、速暖力がないという欠点があります。

しかし、解決策もいくつかあるのでうまつ使いこなすとオイルヒーターのメリットを活かせます。

  • 他の暖房機器と併用する
  • 適切な広さの部屋で使用する
  • 出入りの少ない部屋で使用する

オイルヒーターよりも早く暖まるヒーターを探している方にはケノンヒーターもおすすめです↓

他の暖房機器と併用する

冷え切った部屋をオイルヒーターのみで暖かくしようと思うと、かなり時間がかかります。

オイルヒーター本体が暖まるまで約30分かかるためです。

また、温度設定を上げなければならないので、その分電気代がかかってしまいます

そこで、部屋が暖まるまでは、エアコンやファンヒーターを使用し部屋を暖め、オイルヒーターが暖まってきたら他の暖房機器を切るのが効率的です。

それぞれの良い所を活かしてうまく使ってメリットを活かしましょう。

適切な広さの部屋で使用する

オイルヒーターの機種によって、適応している部屋の広さが異なります。

商品の説明欄に「○畳~○畳」と記載されているので必ず確認しましょう。

13畳あるのに、8~10畳対応のものを使用したら暖まるのに時間がかかって当然です。

また、部屋の断熱性によっても異なるので不安な場合は使用する部屋より広く対応している機種を選ぶと安心です。

出入りの少ない場所に設置する

出入りの激しい部屋やドアの近くでは、せっかく暖まっても冷やされてしまい再び暖めるのに時間がかかります。

出入りの少ない部屋やドアから離れた場所に設置しましょう。

木造には適さない

オイルヒーターは断熱性と気密性のある部屋に適しています。

暖まるのに時間がかかる事から、断熱性と気密性の低い木造には適さない場合はあります。

6畳なら10畳に対応しているオイルヒーターを購入するなどすることで、暖めることは可能ですが、どうしても電気代は高くなってしまいます。

逆に、断熱性・気密性の高いマンションなどでは、低い温度設定で暖められるのでオススメです。

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購入してメリットがあるのはこんな人

メリット・デメリットが分かった所で、オイルヒーターを使用するのがオススメの方をこんな方です。

  • 断熱性と気密性のある部屋で使用する
  • 寝室や勉強部屋で使用する
  • ハウスダストが気になる
  • 火傷など安全性を重視したい
  • 暖房でダルさを感じる人
  • 乾燥が気になる人
  • メンテナンスの少ない暖房が良い
  • 電気代が高くなってもメリットを選びたい
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オイルヒーターの選ぶポイント

購入すると決めた方は、次のポイントを確認して購入しましょう。

  • 対応している部屋の広さ
  • フィンの数
  • 本体の大きさ
  • 温度調整機能(エコモードなど)
  • ON、OFF機能(OFF機能だけの機種もあり)
  • 安全機能(転倒時の自動停止、チャイルドロックなど)

フィンについて触れていないので補足します。フィンとは下記画像の赤枠部分のことです。

フィンの数が多いほど暖められる面が多いので、それだけ暖かくする力も強いということです。フィンの数が多いほど、本体も大きくなる傾向にあるので数と大きさを確認しましょう。

オイルヒーターの効率的な使い方

購入した後は効率的な使い方をして、オイルヒーターライフを楽しみましょう!

他の暖房機器と併用する

先程も述べたように、オイルヒーターのデメリットである速暖性をカバーするために、他の暖房機器を先にしようして部屋を暖めましょう。

窓際・壁際で使用する

オイルヒーターを窓際や室外に面している壁際に設置することで冷気の侵入を防ぐことが出来ます。

開閉が多い窓際は、開閉後に下がった温度を上げるのに時間と電力がかかります。逆効果になるので避けましょう。

低めの温度設定にする

オイルヒーターは、部屋全体を暖めてくれるので他の暖房機器より低い温度設定でも暖かく感じます。

温度設定を低くしたり、エコモードを使用して低めの温度設定にする事で電力の消費を抑えましょう。

余熱を活用する

オイルヒーターは、暖めるのに時間がかかりますが、冷めるまでの時間も他の暖房機器より時間が長いです。

余熱を考慮し、タイマーのOFF機能の時間設定を短くしましょう。

おすすめのオイルヒーター

当サイトおすすめのオイルヒーターを紹介します。

オイルヒーター大手で人気のメーカー:デロンギ

オイルヒーター大手のデロンギのおすすめオイルヒーターです。

電気代を抑えたい人向け

デロンギ人気機種

お手頃価格が良い人:アイリスオーヤマ

低価格にも関わらず使いやすい商品を提供しているアイリスオーヤマのオイルヒーターです。

アイリスオーヤマの人気機種

部屋になじむデザイン性もほしい人向け

木目調オイルヒーター

オイルヒーターを購入するか決まりましたか?

私はオイルヒーターの購入にだいぶ迷って、情報を集めるのにも時間がかかりました。

オイルヒーターの購入に迷っている方へ向けて情報をまとめましたが、購入するか?購入しないか?決断はできましたか?

少しでも、迷う時間が減って決断出来る方がいらっしゃれば幸いです。

私が使用しているおすすめのケノンヒーターについてもまとめていますので、下記リンクからぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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こにな

こにな

管理人

ワーママ歴14年。今だに家事が苦手。少しでも家事を効率よくし、生活を楽にしたいと試行錯誤を繰り返す。家電などを積極的に取り入れ、家事時短を実施中。同じように家事が苦手な方やワーママの役に立つ情報を記載しています。

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