ワーママのコニナです。我が家は小1からキッズ携帯、小6からスマホを持たせています。
「子どもにスマホをいつから持たせるか」と迷ったことはありませんか?
私も迷った1人です。
子どもに携帯を持たせるのは、家庭環境や周りの環境によって異なるため適切な時期が全員同じではありません。
だからこそ明確な答えがなく迷います。
便利ですが子どもへの悪影響も理解しているからこその悩みです。
この記事では内閣府等の調査や私の実体験をふまえながら「子どもにスマホを持たせる適切な時期」について書いています。
- みんないつからスマホを持たせているのか
- 子どもにスマホを持たせる適切な時期
子どもの適切な時期を見つけられるよう少しでも参考になれば幸いです!
結果を早く知りたいという方
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みんないつから子供にスマホを持たせてるの?
実際に子どもにスマホをもたせている人を対象とした調査を元に「いつから子どもにスマホを持たせたか」を探ってみましょう。
このグラフは、子どものインターネット利用率とインターネットを利用するのに使用している機器を調べたものです。
- 小学生~高校生の93.2%がインターネットを利用している
- インターネット利用機器 1位:スマホ(62.8%) 2位:携帯ゲーム機(30.3%) 3位:タブレット(30.2%)
- 高校生のインターネット利用機器はスマホが93.4%
小学生から高校生の90%以上がインターネットを利用して、その半分以上はスマホを使用していることがわかります。
出典:青少年のインターネット利用環境実態調査(内閣府)
※小さくて見ずらいので細かく見たい方は「青少年のインターネット利用環境実態調査」をご覧ください。
上記グラフでは、スマホが子供専用なのか家族と共有しているものかをを調べたものです。
- 小4(9歳)以下は家族のスマホを使用
- 小5~小6に自分のスマホを持つ人が増え始める
- 中1~中2でスマホ保持数が急増
- 高3では99%が自分のスマホを保有
小学5年からスマホを持つ子どもが増え始め、中学生の半数以上がスマホを持っていることがわかります。
自分専用の端末として子どもが所有しているスマホ・ケータイの種類[学年別]
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ
上記グラフは子供専用の携帯・スマホ保有率を調べたものです。
- 小学生でスマホをもっているのは2割以下
- 中学生では6割以上が自分のスマホを保有
- 小学生は携帯が多い
- 中学生はスマホが多い
1つ前のグラフとほぼ同じ調査内容ですが、調査対象者や地域が違うことで微妙に数値の差があります。
どちらも傾向としては中学生からスマホを持つ子どもが増えることがわかります。
みんないつから子どもにスマホをもたせているの?
中学生からもたせている家庭が多い
子供がスマホを利用する目的
子どもにスマホを持たせる理由によって、持たせる年齢や時期が異なります。
そこで「子どもにスマホを持たせる理由」「スマホの利用目的」を調べていきます。
- 子供が自分専用のスマホを使い始めた理由
- 子供はスマホを何に使用しているのか?
子供が自分専用のスマホを使い始めた理由
下記グラフは、子どもがスマホを使い始めた理由を調べたものです。(㈱NTTドコモ調べ)
11歳以下 | 12歳以上 |
1位 緊急時の連絡 | 1位 緊急時の連絡 |
2位 子供の居場所確認 | 2位 進学・進級 |
3位 習い事や塾に通い始めた | 3位 友達が持ち始めた |
11歳以下(小学生)と12歳以上(中学生)では1位は同じものの2位以下をみると、使い始めた理由が違うことがわかります。
子どもがスマホを使い始めた理由は?
連絡用や居場所確認のために使い始める。通学や習い事へ子どもだけで移動することが増えるためと考えられます。
通学・進級は使い始めるのに区切りがいいことや学割などのキャンペーンも多いからと推測できます。またスマホを持っている友達が増え、コミュニケーションツールとして持ち始める時期であることがわかります。。
子供はスマホを何に使用しているのか?
適切な時期を判断するのに、何のためにスマホを使うのか=「スマホを持たせる理由」がポイントです。
スマホを使い始めた子ども達は何にどんなことに利用しているのか㈱NTTドコモの調査結果をもとに確認しました。
- 通話・メッセージの利用頻度
- SNSの利用頻度
通話やメッセージの利用頻度
「連絡手段」として子供にスマホを持たせている家庭も多いですが、実際に通話やメールをしている頻度はどのくらいでしょうか?
学年が上がるにつれて通話頻度も多くなりますが、メッセージでのやり取りが主な昨今では通話頻度は少ないです。
通話(LINE通話など通話アプリ含む)の利用頻度
通話に比べメッセージでやりとりの方が全体的に多くです。
関東、近畿での利用頻度が特に多く、中学生では3人に1人が保護者と週に4回以上メッセージをやりとりしています。
親子間のメッセージ(LINEやメールなど)のやりとり頻度
LINEの利用頻度
【連絡のやり取り回数や方法】
普段の連絡を取る回数は少ない
連絡方法として使用しているのは通話よりメッセージが多い
SNSの利用頻度
子供のSNS利用頻度はどうでしょうか?
代表的なSNSであるTwitterとInstagramでは年齢制限があります。
- Twitter…14歳以上
- Instagram…13歳以上
Twitterの利用頻度
Instagramrの利用頻度
【SNSの利用頻度】
ツイッターとインスタは13歳未満に制限があるため小学生の利用はないが、中3で利用が2~3割に急増
動画の利用頻度
You Tubeの利用頻度
出典:NTTドコモ モバイル社会研究所ホームページ
【You Tubeの利用頻度】
どの年齢も3割以上がYou Tubeを毎日利用しており、中学生は約6割
参考【親の心得】子供のスマホ依存を防ぐ方法6選|依存は保護者の責任!
我が家はいつから子供にスマホを持たせた?&持たせた理由
我が家のケースも参考に書こうと思います。
我が家に興味ない結果を早く!という方
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我が家はキッズケータイを小学校入学と同時に持たせました。
イメージ
出典:ドコモOnline Shop
- 連絡手段
- 居場所確認
- 防犯
放課後は学童へ行っていましたが、仕事の関係上、学童に迎えに行けませんでした。
入学と同時に自宅→学校→学童→自宅を子どもだけで歩かなければならず、1人になることもあるためキッズケータイを持たせました。
小学生の6年間はキッズケータイの利用を考えていました。
小学6年になる頃、キッズケータイに限界がやってきます。
キッズケータイはかなり頑丈だったのですが、さすがに5年利用しているとボロボロでボタンが一部破損していました。
あと1年はもたないな…と判断して買い替えを決意しました。
ガラケーとスマホで迷い、結果的にはスマホを選択しました。
- ガラケーと価格が変わらない
- 見守り機能がある
見守り機能や制限のかけられる子供用のガラケーがなく、最低2年使用するとして中学生でキッズケータイはさすがに可愛そう…ということもあり格安スマホを購入しました。
【小6でスマホにした理由】
使用していたキッズケータイに限界がきた
2年縛りを考えて、小6から使えば次の買い替えは高校入学時でタイミングが良い
中学生でキッズケータイは友達とのやり取りも出来ず不便
ガラケーよりスマホの方が見守り機能や制限が充実&値段も変わらない
中学生になった子どものスマホ利用状況(1日)
- サイト観覧 1時間
- 動画視聴 1~2時間
- LINE 15~30分
といった感じです。
趣味関連のサイトを見ていることが多いです。
あとは定番のYou Tubeですね…
たま~に学校や勉強関連のネット検索や動画視聴もしています。
普段のやり取りは友達も家族もLINEです。
子どもが自身で制限するのは困難で、親が管理するのが大前提ですが、フィルタリングや時間制限は絶対に合った方が良いと実感しています。
【結論】子どもにスマホを持たせる適切な時期
我が家の経験と紹介した調査をもとに、スマホを持たせるのに適切な時期を発表します!
ずばり…
中学1年生です!ただし、条件付き
はっきりした方がわかりやすいので中1としましたが、更新や環境などに合わせて小6~中2の間がスマホを持たせるのに良いと考えます。
調査の利用状況からみてもスマホ依存となる可能性が高いです。
【理由】
小学生は連絡手段や居場所確認が目的。動画やゲームへの依存リスクを考え、キッズケータイが適切
中学生は動画やゲームへの依存リスクが高いが、コミュニケーションツールとしても必要になってくる
制限が低くなる高校生前にスマホの使い方を親子で考える・学ぶ
※あくまで個人の意見となります。
参考にしていただき、それぞれのご家庭にあった時期を見つけていただけたら幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。